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ただ運動するだけじゃない
人生に溶け込む運動習慣のカタチ

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溝渕 達也Tatsuya Mizobuchi

Tatsuya Mizobuchi

目次

Be THE PERSONは「健康」や「運動」をキーワードに、THE PERSONをご利用いただいている「トレーナー」「ユーザー」「ジムオーナー」の皆さまに、生まれてからの経験、どんなことに豊かさを感じて変化してきたのかなど、サービス名でもある「たったひとりのあなた」らしさを形成する考え方や生き方を取材するマガジンです。時には自己紹介として、時には未来への宣言として、時には仲間を見つけるきっかけとして、私たちのありのままをお届けします。

THE PERSONのグループトレーニングに通う溝渕達也さんは、最初は何となく健康のために始めたトレーニングが、今では生活の一部になっていると話します。仲間と約束をして共に身体を動かし、時にはトレーニング後の食事を楽しみに、ただ鍛えるだけではない「続けられる理由」がそこにはありました。運動が仕事や人生にどんな変化をもたらすのか?そのリアルな想いについて語ってもらいました。

“ひとりでは【続かない】を、みんなと【続く】へ”

学生時代からさまざまなスポーツに触れてきた溝渕さん。しかし、運動を“続ける”ことにおいて、彼の運動習慣がどのように形成され、今や欠かせないものになったのか、その理由を聞いてみました。

―どんな学生時代を過ごしていましたか?

「中学ではソフトテニス、高校でハンドボール、その後またソフトテニスに戻り、バスケも少しやっていました。大学では硬式テニスとバドミントンをゆるくやっていましたね。あまり勉強はしていなくて(笑)、その時の気分でいろんなスポーツをしていました。」

そう振り返る溝渕さん。大学時代にはテニスのサークルにも所属しており、今でもその仲間とTHE PERSONでグループトレーニングを続けているという。

「当時は、ただ楽しければいいやって思っていました。でも、ちゃんとしたフォームや姿勢って教わらないと上達しないんだなって実感しましたね。 “姿勢ってこんなに間違うんや”って思うことばかりでした。」

―THE PERSONのある1週間を教えてください。

「グループトレーニングが1週間のサイクルに組み込まれている感じですね。明日ジムだ!って意識することもなく、気づけば土曜の午前中に運動して、そのあとみんなでランチして、という流れができています。最初の半年くらいは、“また筋肉痛か…”って思うこともありましたけど、今はもうめちゃめちゃ楽しいですね。むしろ、やらないと落ち着かないくらい欲しています」

運動が習慣になるまでのプロセスは人それぞれ。しかし、溝渕さんにとっては、「誰かと一緒に続けること」が大きな支えになった。

―グループパーソナルが続けられている理由はズバリ何ですか?

「THE PERSONに通い始めたのは、2021年頃。大学の先輩に“ランチと筋トレ、どっちも一緒にやらない?”と誘われたのがきっかけでした。でも、続けられている一番の理由は、やっぱり友達との約束ですね。」

一緒にトレーニングをする仲間がいること。それに加えて、トレーナーの存在も大きいという。

「トレーナーさんの満足度が高いことも、続けられる理由ですね。たまに担当の方が変わることもあるんですけど、それがいいんです。違う角度からアドバイスをもらえて、セカンドオピニオンみたいな感覚でトレーニングが腑に落ちることが多い。だから、続けようって思えます」

運動が習慣になったからこそ、やらないときの変化も実感するようになったという。

「以前、出張で2週間くらいトレーニングができなかったことがあって。そのとき、お腹周りの肉が気になり始めたんですよね。やってないと、こうなるんだって痛感しました。実は、出張先でもトレーニングができる環境はあったんです。事前に施設を調べ、予約システムもダウンロードもしていたんですけど、結局、ひとりでは一度も行かなかったですね(笑)」

ひとりでは続かないことも、誰かと一緒なら続けられる。THE PERSONのグループパーソナルでの経験は、そんなシンプルだけど大切なことを教えてくれた。

「やらない時に、初めてわかる」──身体が教えてくれる変化。

「約束」と「環境」が運動を習慣にする。そして、続けることで、身体も気持ちも変わっていく。溝渕さんのストーリーは、そんなシンプルな真実を改めて気づかせてくれる。

 

“得るものはパンプアップだけじゃない、ソーシャルな側面を持つグループパーソナル”

筋トレは一人で黙々と行うもの──そんなイメージを持っている人も多いかもしれません。しかし、グループトレーニングに通う溝渕さんは、「筋トレにはソーシャルな一面がある」と語ります。

 

―溝渕さんが考えるグループパーソナルの魅力を教えてください。

「久々に男同士でキャッチアップしたいと思っても、2人でランチに行こうとはあまりならない。でも、トレーニングなら気軽に誘えるんです。身体を動かしながら自然と会話が生まれ、いつの間にか交流の場にもなっています」

実際、彼の周りにはトレーニングをきっかけに関係が深まった仲間が多い。

「飲み会でもグループトレーニングの話をすることが多いですね。友人に紹介したくて、簡単に説明できるメモを作って送っていたこともありました」

そんな仲間たちとトレーニング後に訪れる定番のお店でランチを囲みながら、運動の後のひとときを楽しんでいる。

―多くの人が「仕事が忙しくてトレーニングを続けられない」と感じる方が多いいですがどうして継続できるのでしょうか?

「どんなに忙しくても、寝るし、ご飯は食べますよね?それと同じように、運動も必要だと思えば、自然と時間を作れるんです。コロナ禍では、自己啓発本や動画を見て運動の大切さを再認識しましたね。運動を継続することは、肩こりの改善や姿勢の変化を実感し、トレーニングの重要性がより深まりました。なにより分かったことは、トライしてみて良かった、と思うことが増えていくと、それが習慣になっていくと私自身は思うんですよね。」

ただ鍛えるだけじゃない、仲間とつながりながら続けられるトレーニング。ライフスタイルは人それぞれ。溝渕さんも自分たちのスタイルに合わせてグループトレーニングを作り上げていっている。

“仲間とトレーナー、その支えが【続ける力】になる”

―プロの目で身体を診てもらうことで、トレーニングへの意識がどう変わったのでしょうか。

「最初に見てもらったトレーナーさんは、いい意味で厳しかったですね。開始40分くらいで酸欠になった記憶があります(笑)。でも、そのおかげで、60分間しっかり動けるようになるまで成長できました」

「正直、パーソナルジムにはあまり行ったことがなかったので、最初は某スポーツジムみたいな、ガンガン追い込む系を想像していたんですよ。でも、実際は違いました。グループトレーニングでありながら、すごく論理的に身体のことを説明してくれるので、納得しながらトレーニングできるんですよね」

ただやみくもに鍛えるのではなく、「なぜこの動きが必要なのか」を理解しながら取り組めること。それが、通い続ける理由のひとつになっている。

「グループトレーニングで仲間と楽しく身体を動かしながら、パーソナルで専門的な指導を受ける。この組み合わせが、自分にはちょうどいいんです」

仲間とキャッチアップしながら行うトレーニングに加えて、トレーナーの存在もモチベーションの一つになっているという。

「実は以前、住んでいたアパートの2階にジムがあったんです。でも、それでも行かなかったんですよね。家の2階にジムがあって行かないなら、もう一生ジムには通えないなって思いましたね」

そんな環境がありながらも足が向かなかったジム。一人では続けられなかった運動が、仲間との約束とプロのサポートによって運動が習慣化する。

人生の中に運動が溶け込むことで、見えてくる景色が変わってくる。

そんな素敵な感動体験を溝渕さんから教わった気がします。

<取材・編集=花井 彩(@aaya0530)/ 写真=藤井 翔太(@efgshota)>

 

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ご友人さまなどと一緒に複数名で受講するパーソナルトレーニングサービスです。
お一人お一人に合わせてカウンセリング、測定、ストレッチ、ウォームアップ、トレーニング、クールダウンストレッチなどを当日実施致します。その他食事面の指導なども実施致します。https://lp.group-personal.the-person.com/

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ひとりの人を“健康”でより良くする」ことをミッションに掲げ、1時間1500円から誰でもレンタルできる、日本最大級のレンタルジムのシェアリングプラットフォームの運営を軸に、トレーニング体験を仲間と共有することで運動習慣を作るグループパーソナルなどのサービスを手がける。https://www.the-person.com

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